アメリカ新型コロナ給付金 ① 一体いくらもらえるの?

  • 2020年4月19日
  • 2020年5月25日
  • 暮らし
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Hello ! Mami です ☀️
こちらアメリカでは4月15日から正式に
新型コロナ感染拡大による緊急経済対策の一環として Economic Impact Payment  の現金給付が開始されました。

オンラインバンキング の口座を利用している方で4月15日よりも前に入金の確認ができたケースもあったようですが、登録している銀行などによっては対応までの時間にバラつきがあるようで未だにお金が振り込まれていないと嘆いている方も多くいらっしゃるようです。
 
IRS(アメリカ国税局)もしくは 銀行側の手続きが遅れていることで、本当に私達にも支給してもらえるのかしら?なんて、受給できるまでずーっとハラハラするのもなんだかイヤですよね?

と、そこで!

これから何度かに渡って
新型コロナの給付金についてまとめていきたいと思います。
受給できるものはしっかり受けとり、残りの STAY AT HOME の時間を有意義に過ごしましょう!

① 支給額について

支給される金額についてはほとんどの方がご存知のことだと思いますが、
今回は、

・大人一人につき 1200ドル
・17歳未満の子ども一人につき 500ドル 

支給されることになりました。子どもの人数の上限はないので例えば、
ご夫婦 + お子さん 2名 のご家庭だと 3400ドル  受給できることになります。
こんな時期だからこそすごく助かる政策ですよね〜。
ありがとう U . S . A  🇺🇸

② 給付額の基準について

しかしながら、タックスリターンをしたら必ずしも受給できるのか?と言うとそうではなく、今回の給付金には 所得 による 基準 があります。

基本的には2019年度のタックスリターンの申請内容で決まるようですが、2019年度のタックスリターンがまだの方の場合は2018年度の申請内容を基準に判断されるようです。
(* ちなみに2019年度のTax Return2020715日まで延長されました)。

それではここで、ご自身のタックスリターン form-1040 を参照してみましょう!

その中のトータルインカムではなく、
調整後の Adjusted Gross Income の額が基準の範囲内だと 満額受給 できるということになります。

そして Adjusted Gross Income の基準額というのが

・個人 での申請で 75,000 ドル

・1世帯 での申請で 11,2500 ドル

・夫婦合算 申請で 150,000ドル  

となりますが、この基準額以上のインカムのある高所得の方たち
ちょっと待ったー! ←ちょっとイヤミ。笑

限度額を超えているからうちはもらえない!と、誤解されている方もいると思いますが、
今回の給付金はこの金額を超えている場合も、

100ドル超える度に5ドル引かれていく。

という計算で、少しずつ給付額は減っては行くものの 給付対象 となります。

 イメージはこんな感じ 

 

引用 https://smartasset.com

大体のイメージはつかめましたでしょうか?
ようは、個人申請の場合だと 98,999ドル、夫婦合算の場合だとその倍の
197,998ドルであっても 受給対象である ということになります。

ちなみに、
夫婦合算で Adjusted Gross Income197.998ドル の場合だとドルしか支給されない計算になりますが、お子様がいらっしゃる場合、お子様の支給額は減額されませんので、合計 505ドル 受給できることになります。
(*お子様の人数 × 500ドル)

新型コロナ、特にこのアメリカではまだまだ収束の気配もありません。
これから何が起こるか分かりませんし、少しでも受給できるのであれば、しっかり受給できるまでフォローしましょう!

もっと細かい金額まで知りたいという方はこちら、無料で自動計算できますよ ♫
https://turbotax.intuit.com/stimulus-check/

③ 受給時期について

そして、次に気になるのが 
いつ受給できるのか、ですよね?

はじめにお伝えしたように
正式には4月15日から銀行への直接振り込み(Direct Deposit)がスタートしており、
その後、ソーシャルセキュリティー(年金)受給者への振り込みがスタートし、その次にやっと Check(小切手) での送付を開始する。
という流れになっているようです。

ちなみに チェック での給付対象者というのは...

・ Tax Return もしくは Social Security をDirect Deposit ではなくCheck で受け取ることにしている場合。

・ 2018年、2019年の Tax Return で、リターンの予定はなく、口座番号を引き出し口座(withdraw)として登録している場合。

・その他、IRSが支給対象者の銀行口座を、何らかの理由で探し出せない場合。

のようです。
 
そして、チェック発送のスケジュールはこちらになります。 

* AGI = Adjusted Gross Income 

AGI  10,000ドル まで 4月 24日 

AGI  20,000ドル まで 5月  1日

AGI  30,000ドル まで 5月  8日

AGI  40,000ドル まで 5月 15日

AGI  50,000ドル まで 5月 22日 

AGI  60,000ドル まで 5月 29日

AGI 70,000ドル まで   6月  5日

AGI 80,000ドル まで   6月 12日

AGI 90,000ドル まで    6月 19日

AGI 100,000ドル まで  6月 26日 

そして、以降もこの流れでチェックの発送が行われ、94日までには 対象者全員に給付し終わる予定とされています。
が、んー、ここはアメリカ。果たしてスケジュール通りに行くのかどうか…?

ただ、このようにスケジュールは出ているので、受給資格はあるのに予定通り支給されない場合はしっかり IRSの情報をフォローしましょうね!

IRSのウェブサイトはこちら
https://www.irs.gov/coronavirus/economic-impact-payments

次回の アメリカ新型コロナ給付金 ② では
給付対象者の条件にまとめてみましたので併せてご覧ください。


Have a wonderful day 😃

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